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【甘い罠】
「とりっく、おあ、とりーと!!」
間抜けなほどの大声で元親は襖を開けた。
勿論、部屋の主はムッスリとしている。
部屋の主、元就は騒音の元をこれでもかと睨みつけるがそんなもの今更通用しない。
そんな険悪な彼を無視し、馬鹿は再び奇声をあげた。
「元就!とりっく、おあ、とりーと!!!」
要約するなら、悪戯されたくなければ菓子よこせ。
先日、政宗に教わった異国の祭りの文化にあっさり感化された元親は
豆知識を知ったばかりの子供のように、言いふらしたい、広めたい気分に駆られ
元就の居城まで押しかけて来た。
彼のこれからの予想では
「何だその、とりっく・・・おあ・・・何とかとは?」
と聞いてくる愛しい彼に「はろうぃん」の説明を。
勿論、急な来訪に菓子の用意も無く、哀れ愛しの元就は
鬼の悪戯の餌食になってしまうのであった。
うん!完璧だ!
ひょっとしたら、追い出される可能性もあるかもしれないけれど。
まあ、そんなことはさておき。
さあ、愛しいあの人の反応は・・・
「・・・はろうぃんか?ふん、新しいもの好きのそなたらしいと言えばらしいがな・・・」
予想外の反応です。
まさか、当たり前のように対処されるとは思わなかった元親は
「・・・はっ?」
と、なんとも間抜けな声を発してしまった。
これでは、どちらが悪戯に来たのだか。
「まあ、よい。
菓子でもくれてやろう・・・」
そう言って戸棚をゴソゴソ漁る元就には普段の険悪さが無い。
何があったのか、毛利元就!?もしかしてサンデー状態なのか毛利元就!?
元親の内心の焦りなど、気にもかけず元就は
手に持っているそれを元親の手の平に押し付けた。
黒い小箱に、なにかカラカラとした小さいものが数個入っている。
「先日、伊達から貰った「ちょこれいと」だ。西洋の菓子だぞ。」
「うお!?ちょこれいとかよ!!」
ちょこれいと。
茶色い固体を口の中に放り込めば、甘く、そして少し苦く溶けていく、
蕩けるような魅惑の菓子。
先月、政宗に少しだけ分けてもらったそれは、今まで食べた事の無いほどの衝撃で、
元親はすっかりそれの虜になってしまったのだった。
・
・
・
・
元親は「ちょこれいと」を大事そうに持って跳ねるように帰って行った。
その浮かれた姿を元就はじっと見送っていると・・・
「元就サン!グッジョブだぜぇ!?」
押入れの中から幸せとチョコを配る、
独眼竜が今にも噴出さんばかりに震えながら親指を立てて出て来た。
「ふ。あの馬鹿の悶絶する姿が目に浮かぶな・・・」
元就も、先ほどからこらえていたのだろうか、肩が上下に震えている。
先ほど、鬼に渡したちょこれいと。
たしかに、本物のちょこれいとなのだが。
黒い小箱にはこう書かれている。
カカオ 99%
「アレを食った時の元親の顔、見てみてーなぁ」
「ふ。我など目を閉じるだけで浮かんでくる」
西海の鬼が苦い塊を口に入れるのはいつだろうか。
悶絶する鬼の姿を想像して悦にはいる2人の姿がそこにあったのだった。
な ん と く だ ら な い !!!!
文章も駄目駄目ですしね。死ね私(´・ω・`)
タイトルに誤りがありますね。
「甘くない罠」でございました。
何も考えずに書いた。推敲してない。見返しもしてない。今は反省している。プギャー
「とりっく、おあ、とりーと!!」
間抜けなほどの大声で元親は襖を開けた。
勿論、部屋の主はムッスリとしている。
部屋の主、元就は騒音の元をこれでもかと睨みつけるがそんなもの今更通用しない。
そんな険悪な彼を無視し、馬鹿は再び奇声をあげた。
「元就!とりっく、おあ、とりーと!!!」
要約するなら、悪戯されたくなければ菓子よこせ。
先日、政宗に教わった異国の祭りの文化にあっさり感化された元親は
豆知識を知ったばかりの子供のように、言いふらしたい、広めたい気分に駆られ
元就の居城まで押しかけて来た。
彼のこれからの予想では
「何だその、とりっく・・・おあ・・・何とかとは?」
と聞いてくる愛しい彼に「はろうぃん」の説明を。
勿論、急な来訪に菓子の用意も無く、哀れ愛しの元就は
鬼の悪戯の餌食になってしまうのであった。
うん!完璧だ!
ひょっとしたら、追い出される可能性もあるかもしれないけれど。
まあ、そんなことはさておき。
さあ、愛しいあの人の反応は・・・
「・・・はろうぃんか?ふん、新しいもの好きのそなたらしいと言えばらしいがな・・・」
予想外の反応です。
まさか、当たり前のように対処されるとは思わなかった元親は
「・・・はっ?」
と、なんとも間抜けな声を発してしまった。
これでは、どちらが悪戯に来たのだか。
「まあ、よい。
菓子でもくれてやろう・・・」
そう言って戸棚をゴソゴソ漁る元就には普段の険悪さが無い。
何があったのか、毛利元就!?もしかしてサンデー状態なのか毛利元就!?
元親の内心の焦りなど、気にもかけず元就は
手に持っているそれを元親の手の平に押し付けた。
黒い小箱に、なにかカラカラとした小さいものが数個入っている。
「先日、伊達から貰った「ちょこれいと」だ。西洋の菓子だぞ。」
「うお!?ちょこれいとかよ!!」
ちょこれいと。
茶色い固体を口の中に放り込めば、甘く、そして少し苦く溶けていく、
蕩けるような魅惑の菓子。
先月、政宗に少しだけ分けてもらったそれは、今まで食べた事の無いほどの衝撃で、
元親はすっかりそれの虜になってしまったのだった。
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元親は「ちょこれいと」を大事そうに持って跳ねるように帰って行った。
その浮かれた姿を元就はじっと見送っていると・・・
「元就サン!グッジョブだぜぇ!?」
押入れの中から幸せとチョコを配る、
独眼竜が今にも噴出さんばかりに震えながら親指を立てて出て来た。
「ふ。あの馬鹿の悶絶する姿が目に浮かぶな・・・」
元就も、先ほどからこらえていたのだろうか、肩が上下に震えている。
先ほど、鬼に渡したちょこれいと。
たしかに、本物のちょこれいとなのだが。
黒い小箱にはこう書かれている。
カカオ 99%
「アレを食った時の元親の顔、見てみてーなぁ」
「ふ。我など目を閉じるだけで浮かんでくる」
西海の鬼が苦い塊を口に入れるのはいつだろうか。
悶絶する鬼の姿を想像して悦にはいる2人の姿がそこにあったのだった。
な ん と く だ ら な い !!!!
文章も駄目駄目ですしね。死ね私(´・ω・`)
タイトルに誤りがありますね。
「甘くない罠」でございました。
何も考えずに書いた。推敲してない。見返しもしてない。今は反省している。プギャー
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